TBSテレビ「ゲンキの時間」7月12日は、偉人に学ぶ健康法でした。
そこで豊臣秀吉の健康法としてはちみつが取り上げられたましたので紹介したいと思います。
はちみつの健康効果とは?
はちみつは、昔から様々な健康効果があることでよく知られています。
このはつみつ、豊臣秀吉もスタミナ食材として食べていたそうです。
はちみつの隠された健康効果がありました。
はちみつの疲労回復・体調改善効果
はちみつは、みつばちが花の蜜をとってきては、口移しであの六角形の中に塗っていくことで作られます。
口移しするときにみつばちの唾液の酵素によって糖は、体に吸収されやすい形に分解されます。
そのため、はちみつは体の中ですぐにエネルギーになりやすく、疲労回復の効果が期待できるといいます。またはちみつに混ざる花粉もビタミンB群、葉酸、カリウム、マグネシウム、ビタミンCなどが豊富で体調改善効果が期待できるといいます。
秀吉もこのはちみつ効果の恩恵を受けていたんですね。
抗菌効果のマヌカハニーとは?
はちみつの抗菌・殺菌作用はわりとよく知られていることです。どうして抗菌・殺菌作用があるか?こちらもハチの唾液の酵素によるものでした。中でも抗菌作用が強いことで知られているのがマヌカハニーです。他のはちみつにない抗菌作用が有ることで有名です。マヌカハニーは、ニュージーランドのマヌカというフトモモ科に属する木の花から取れるハチミツです。ニュージーランドにしか採れなく、採取する期間も短いのでのでとても貴重で、高価なハチミツでもあります。マヌカハニーは、1日ティースプーン2~3杯、空腹時にそのままなめるのがオススメです。マヌカハニーは、手術後の傷口の消毒として、医薬品としても用いられています。このハニー処置を実際に行っている病院が国立病院機構 仙台医療センターです。はちみつには保湿効果もあるので、床ずれの治療にもいいそうです。はちみつの抗菌効果は、体の外側だけでなく、内側である体の中の細菌の増殖を抑えてくれる効果もありました。つまり、はちみつを食べることでのど、食道、胃の炎症を予防してくれるんですね。古くから日本では口内炎の治療にも使われていることでも知られています。マヌカハニーの場合は、さらに虫歯菌も抑制する作用があるので虫歯予防効果があるマヌカハニー入りの歯磨き粉やマウスウォッシュなども売られています。
免疫力アップ効果のジャングルハニーとは?
京都産業大学 竹内実先生によると免疫力を上げる効果があることが分かったといいます。アフリカ産のジャングルハニーを使った実験では、免疫細胞の一つ、好中球の機能を活性化させることがわかりました。つまり、これは免疫力アップする効果があるということです。免疫力がアップするということは、風邪やインフルエンザ予防はもとより、癌予防にも効果が期待できそうです。
今回は、ジャングルハニーを使った研究でしたが、日本の国産のハチミツの中でも何種類かは同じような効果があることがわかってきたそうです。そして現在、竹内先生のもとでは、どんなみつばちが免疫力を上げる効果が高いのか、はちみつのどんな成分が免疫力を上げるのかなどの研究が進められており、免疫力アップの高いハチミツの開発に取り組んでいるそうです。
■ジャングルハニー
ジャングルハニーは、黒い色をしていて、味のほうはあまりおいしくないようです。健康のためと思って食べるのがいいようです。
Q.はちみつは、1日どれだけ取ればいいの?
1日の量の目安:スプーン3杯
冷製ハチミツみそ汁 レシピ
はちみつの効果的な食べ方とはどんなものなのか?
秀吉が飲んでいた、はちみつを入れた太閤スープを簡単にした冷製はちみつ味噌汁の作り方です。
材料 2~4人分
ハチミツ … 大さじ1
味噌 … 50g
白ごまペースト … 10g
だし汁 … 400CC
トマト … 中1個
玉ねぎ … 中1個作り方
(1) ハチミツ、味噌、白ごまペーストを混ぜて調味料を作る。
(2) 櫛切りにしたトマトと、千切りの玉ねぎを煮立っただし汁に入れる。
(3) 材料が柔らかくなったら調味料を入れ、冷蔵庫で冷やす。
この冷製ハチミツみそ汁は、疲労回復や免疫力アップ以外にも、ハチミツの果糖やトマトの成分がアルコールの代謝を促進するため二日酔いの時にもピッタリです。
※蜂蜜は、1歳未満の乳児には食べさせないで下さい
まとめ・感想
はちみつは、様々な健康効果があるので、ぜひ毎日摂りたい食品ですね。健康長寿の方もよくとっている食品としてテレビで紹介されますしね。
免疫力アップ効果が高い、ジャングルハニーは、魅力的ですが、味が美味しくないというのは残念ですね。マヌカハニーも独特の味がしますが、やはりそれ以下の味なんでしょうか。