アシックス平昌オリンピック公式ウエア 吸湿発熱綿でジャケットの軽量化
2018年冬季オリンピック・パラリンピックの開催地は、韓国の平昌(ピョンチャン)です。
■韓国 平昌
韓国の平昌の緯度は、日本で言えば新潟、福島と同じあたりです。
でも、平昌は、とにかく寒く、風も強く、極寒の地だと言われています。
会場近くの川もすっかり凍っています。
この時期、氷点下は当たり前で、風が強いので体感温度は、氷点下10度以下に感じるようです。
実際、濡れたタオルを振り回すと、カチンカチンに凍ってしまうみたいです。
日本も寒いですが、そこまで寒い地域は、そんなにありません。
会場に来た、寒さに慣れているカナダの選手さえ、悪夢だと、言っているそうです。
めちゃくちゃ寒い平昌です。防寒対策はしっかりとしないといけません。
日本代表の平昌オリンピック・パラリンピックの公式ウエアは、アシックスです。
日本の選手は、このアシックスのアウタージャケットを着ているのですが、他国の選手は、厚手の防寒着を着ているのに比べ、見た目からも薄くスッキリしています。
選手に聞くと、これ1枚着ているだけで大丈夫だといいます。
このアシックスのジャケットは、一般的なダウンに比べて、見た目もスッキリと軽くなっています。
アシックスは、防寒対策をちゃんとしっかり行っていたのです。
今回、アシックスは、室内や山岳など環境に合わせた12種類のアウター・インナーを用意しました。
特に技術をつぎ込んだというのがアウタージャケットでした。
特徴は、暖かいのに、薄く、軽いところです。
冬の五輪選手は、スキー板など用具や荷物が多くなります。
できれば身に付けるものは、かさばらなく軽いのが理想です。
それに応えたのが、アシックスでした。
一般的に、暖かくするには、厚手にすることになります。
そこを薄手にして、さらに軽量化を図ったわけです。
アシックスの研究施設では、人口気象室というものがあります。
この部屋では、温度、湿度を自由に設定できます。
平昌の気象条件も再現できます。
様々なデータを集めて、ウエアの開発がなされました。
その結果、背中の熱を逃げにくくすることが重要であることが分かりました。
そこで、アウタージャケットでは、背中に吸湿発熱綿が入っています。
吸湿発熱綿は、湿気を吸うと発熱するという特殊な綿です。
最大で4℃程上昇します。この吸湿発熱綿が入っているところはメッシュになっていて汗をかくと吸湿しやすくなっています。体温に重要な背中の熱を逃げにくくしています。
これにより余分な綿を減らすことができ軽量化もできました。
さらに、外気や水が入らないよう特殊な縫製と防水加工がなされています。
アシックスのアウタージャケットは、日本の技術を駆使した、軽くて暖かいウエアになっているんです。
このアシックスのアウタージャケットなどのJOC公式ライセンス商品は、アシックスオンラインストアで販売中です。
平昌2018オリンピック冬季競技大会で日本代表選手団が着用するウエア・バッグ類のレプリカ商品もセット販売!
販売終了しました。
■アシックス 2018平昌五輪日本代表公式スポーツウェア紹介動画
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東京オリンピックもいよいよ近づいてきました。
アシックスは、東京五輪でも公式ウエアに採用されており、既に準備も始まっています。
アシックスオンラインストアTOKYO2020では、既に東京2020オリンピック・パラリンピックの公式ライセンス商品も販売されています。
■アシックス Tシャツ 東京オリンピック
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