フジテレビ「めざましテレビ」6月3日で、スーパーフード野菜として注目のビーツのレシピが取り上げられましたので紹介したいと思います。
栄養満点のスーパーフード野菜ビーツとは?
ビーツといえば、ロシア料理のボルシチに使われれる野菜としてよく知られています。このビーツ、とても栄養満点の野菜でスーパーフードとして注目されています。
特徴としては、なんといってもあの深い赤紫色です。見た目は、カブに似ているので赤かぶと呼ばれることがありますが、カブはアブラナ科でビーツはアカザ科なので異なる野菜です。仲間の野菜は同じアカザ科のほうれん草です。
このビーツには、飲む天然輸血と呼ばれる程、栄養が豊富なんです。リン、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルが豊富で、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどビタミンも豊富です。抗酸化物質ベタレインも含まれています。これは、カテキンの約2倍の抗酸化作用があります。食物繊維も豊富です。このように栄養豊富なことから、むくみ予防、高血圧予防、疲労回復効果、美肌効果、アンチエイジング効果、貧血予防効果など様々な健康効果が期待できます。
さらに注目の成分、硝酸塩が豊富に含まれています。硝酸塩は体内でNO(一酸化窒素)に変化します。NOは、血管を広げたり、柔くする作用があり血流を良くする働きがあります。その結果、高血圧や冷え性改善、動脈硬化の予防改善をしてくれます。さらに、血流が良くなることで認知症予防にも効果があると言われています。
ビーツを使った健康レシピとは?
ビーツは、ボルシチ以外の料理でどんな料理に使えばいいのかよく分かりません。
そこで今回、料理研究家、浜内千波さんがビーツを使った2つのレシピを教えてくれました。
ビーツ餃子 レシピ
<材料>2人分
【生地】
ビーツ … 1/3個
水 … 35cc
塩 … 少々
小麦粉(中力粉) … 100g
【タネ】
豚ひき肉 … 90g
塩・コショウ … 各少々
ショウガ … 5g
ネギ … 5g
キヌア … 10g
ビーツの茎 … 適宜お湯 … 120cc
<作り方>
(1) 生のビーツをすりおろし、キッチペーパーにのせて包み、絞って果肉と汁に分ける。
(2) 鍋にビーツの汁、水を加えて入れて沸騰させる。
(3) 沸騰したビーツの汁を小麦粉、塩を入れたボウルに入れて混ぜてねる。
(4) よく練ったら丸めて20分ほど置けば生地の完成。
(5) 餃子のタネ作り。ボウルにひき肉、塩コショウ、みじん切りのショウガ、ネギを加え、さらにキヌア、先ほどのビーツの果肉とみじん切りのビールの茎を加えて混ぜたらタネの完成。
(6) 伸ばした生地にタネを包み、フライパンにお湯を加えて蒸し焼きにすれば完成
<ポイント>
ビーツとキヌアでダブルの美肌効果が期待できる。
ビーツは加熱することで甘味が増す。ビーツガレット レシピ
<材料>2人分
ビーツ … 1個
ビーツの茎 … 適宜
じゃがいも … 1個
片栗粉 … 大さじ1
塩 … 少々
オリーブオイル … 適量【タルタルソース】
ビーツ … 1/6個
マヨネーズ … 大さじ4
ピクルス … 15g
塩・コショウ … 各少々<作り方>
(1) 皮をむいた生のじゃがいもを千切りにしてボウルに入れる。
(2) 皮をむいたビーツ、ビーツの茎を生のまま千切りにしてじゃがいもを入れたボウルに入れて混ぜる。
(2) そこに片栗粉、塩、オリーブオイルを入れてよく混ぜる。
(3) オリーブオイをしいたフライパンで中火で5分ほど焼く。
(4) お皿をフライパンの上にかぶせてひっくり返して、
フライパンにのせて反対側をさらに5分ほど焼けばガレットの完成
(5) タルタルソース作り。みじん切りしたビーツ、マヨネーズ、みじん切りのピクルス、塩、コショウを入れて混ぜたらピンク色のソースの完成。
(6) お皿にガレットをのせ、ソースを添えれば出来上がり。
外はサクッと中はふっくらのビーツガレットです。
■ビーツの水煮缶
サラダやボルシチなど幅広く利用できます。
■ボルシチの作り方
ビーツを使ったロシアの定番料理ですね(^-^)