大人のぬり絵が人気
ぬり絵は、子供だけではありません。今、大人の間でもぬり絵が徐々に人気が出てきているんだそうです。
TBSテレビ「あさチャン」7月6日、チャン知りのコーナーで放送されましたので紹介したいと思います。
いま女性を中心にぬり絵の本を買う人が増えてきているといいます。このブームの火付け役が、「ひみつの花園」という本のようです。
花を中心に幻想的な世界が細かく描かれており、デザイン性が高いぬり絵ブックなんです。実はこの本、イギリスで誕生したもので世界29ヵ国以上で発売されており、なんと累計350万部も売れている世界的人気のあるぬり絵ブックなんです。
日本では2013年に発売され、右肩上がりで売れ累計7万部を超えているそうです。ぬり絵って世界中で行われているものなんですね。
■ひみつの花園 グラフィック社 ¥1300
通販
Q.大人のぬり絵、いったい何か魅力なのか?
魅力にハマった人によると、ぬり絵の魅力は絵心がなくても、配色は自由なので自分の好きな色が付けられ、出来上がると完成度も高く、達成感が得られるところなんだそう。
また心理学的にも副交感神経を優位にさせる効果があり、癒しにもなり、ストレス解消にもいいんだとか。さらに脳にも良く、側頭葉、前頭連合野、運動野を使うため脳全体を活性化させる作用もあるといいます。そのため高齢者の施設でも行なっている所があるみたいです。
色鉛筆も水彩色鉛筆を使うえば、後で水が入った筆ペンでなぞることで水彩画のようになり、より立体感が出てハイレベルなぬり絵に仕上がるといいます。
塗り絵は、進化しており3D塗り絵と呼ばれる商品も出てきています。くり抜かれた絵を並べるものでニューヨーク、パリ、モスクワ、日本など各都市を描いたものや水族館、ハチドリなどがあります
さらに進化したぬり絵が、3Dぬりえアプリ Quiver(一部課金あり)です。まずは、専用のぬりえ台紙に色をぬり、スマホやタブレットでダウンロードしたアプリを起動し、ぬりえにかざすと、塗った動物の絵などが動き出すというものです。塗り終わった後に楽しみができますね。親子で行うといいかもしれません。
ぬり絵は、今では子供に限らず、大人も楽しめる遊びになっているみたいです。
フィギュアスケート浅田真央選手も今、大人の塗り絵ハマっているそうです。
塗り絵に集中するとスケートのことも忘れ、頭がリラックスできていいそうです。
これはアートセラピーと呼ばれるものでストレス発散や心を癒す効果があるといいます。
浅田選手、100本入っている色鉛筆も買ったとか。
色は多ければ多いほど色の強弱がつけられるのでいいみたいです。
ジョハンナ・バスフォードさんの大人の塗り絵「ひみつの花園」「ねむれる森」は、アメリカでも大人気です。