いま焼きヨーグルトが大人気だといいます。TBSテレビ「あさチャン」6月26日、チャン知りのコーナーでも紹介されましたので、今さらかもしれませんが取り上げてみました。
焼きヨーグルトが大人気
焼きヨーグルトは、その名の通りヨーグルトをオーブンやトースターで焼いたものです。その味わいがクリームチーズやモッツァレラチーズなどのフレッシュチーズに似ており、代わりに使えるといま大人気なんです。
あの大手レシピサイトクックパッドでは5万件以上あるヨーグルトレシピの中で焼きヨーグルトが現在ランキング第1位なんだそう。大人気なんですね。
焼きヨーグルトはインターネットの投稿から生まれたそうです。投稿者の方が消費期限が迫ったヨーグルトを焼いてみてはどうだろうという発想から生まれたみたいです。
ふとした発想から人気料理が生まれるものなんですね。
焼きヨーグルトとフレッシュチーズの比較
さてこの焼きヨーグルト、クリームチーズやモッツァレラチーズと似ているということですが、比較してみるとうれしいことがいくつかありました。
●価格が安いこと。フレッシュチーズに比べ半額以下に。
●カロリーが低いこと。モッツァレラチーズの1/3以下に。
●塩分が少ないこと。モッツァレラチーズの1/2以下に。
ただ気になる点が一つありました。それはヨーグルトの乳酸菌はどうなるのか?やはり乳酸菌は、加熱することで残念ながらほぼ死滅するそうです。
ただ死んでも整腸作用や免疫力アップするという研究データはあるとのこと。これはネットで調べてみました。確かに以前は生きた乳酸菌を摂って、生きて腸に届いてこそ効果がでるという考え方が主流だったようです。でも今は、死んでも免疫作用を高める作用、整腸作用、コレステロールを下げる作用など様々な健康効果があることが分かってきたそうです。
中には死んだ菌のほうが優れている点が多数あるという方もいるようです。今後研究が進む中でこの辺は明確になってくるのではないでしょうか。そもそも生きた乳酸菌でも体内に入ると胃酸や消化酵素で大部分が死滅すると言われています。生きたまま腸に届いたものだけに効果があるんじゃせつなすぎますよね。
焼きヨーグルトのオーブントースターでの作り方
焼きヨーグルトのレシピ本を出版した料理研究家 浜内千波さんによる作り方です。
作り方
(1) キッチンペーパーを敷いたザルにプレーンヨーグルトを1パック入れて30分ほど水切りをする。 キッチンペーパーからヨーグルトがきれいにはがれる状態になればOK。
(2) 耐熱容器に水切りヨーグルトを入れてオーブントースターで約10分焼く。
※焼く時間によって硬さが変わるので時間はお好みで調整。
(3) 粗熱をとり冷蔵庫で一晩冷やせば完成。
ヨーグルト1パック450gから焼きヨーグルト200g作れる。包丁で切っても形が崩れません。
水切りの際にでてくるホエー(乳清)は、栄養がたっぷりあるので、ハチミツを加えてジュースにしたり、ドレッシングやスープに加えたり、お米を炊くときに加えてもコクとうまみが加わりおいしく炊き上がるんだそうです。
番組では焼きヨーグルトを使った料理として、クリームチーズと生クリームを焼ヨーグルトに置き換えたクリームパスタやティラミス、モッツァレラチーズを焼ヨーグルトに置き換えたカプレーゼが紹介されました。
焼きヨーグルトを提供するお店
■ジョグールカフェ(東京・新宿)
ヨーグルト料理専門レストランでメインディッシュからデザートまで26品すべてのメニューにヨーグルトが使われているそうです。こちらの一番人気の料理がサーモンと焼きヨーグルトのサラダでした。