NHKテレビあさイチ7月11日で放送された海外で人気だという日本の抹茶について紹介したいと思います。
抹茶の栄養は?
抹茶と言えば、日本文化を代表する食材です。その抹茶が今、海外で大人気だといいます。
日本を訪れる外国観光客も抹茶味のお菓子をお土産として購入していきます。
ニューヨークでは、抹茶専門店がオープンしました。その人気の理由は、美味しさと豊富な栄養があるからだといいます。抹茶は、実はとても栄養豊富な食材だったんです。
抹茶は、栄養豊富な茶葉をすり潰して粉末状にしたものです。そのため茶葉の栄養をまるごと摂ることができます。
茶葉は、収穫の3週間前に黒いネットを被せます。光を遮ることで渋みが抑えられ、旨みや香りがアップします。抹茶に旨みや香りが強く感じられるのはことためです。
抹茶には次のような豊富な栄養素が含まれています。
カテキン・食物繊維・葉酸・β-カロテン・ビタミンB1・B2・B6・C・E・K・鉄・カルシウム・カリウムなど
大さじ1杯で、β-カロテンはピーマン8個分に、食物繊維はゴボウ20cmほどに相当します。
抹茶の栄養は種類も量も豊富でまさにスーパー緑黄色野菜なんです。
とても栄養豊富な抹茶ですが、NHKのアンケートでは、自宅に抹茶がある家庭は、わずか3割程度でした。日本文化を代表する食材ですが、海外ほど抹茶は人気がないようです。
日本では、抹茶は一般的にお湯に溶いて飲みますが、海外では様々な料理にも入れて使うといいます。栄養豊富な抹茶ですので日本でも、抹茶を食べることにも使わないともったいないといいます。
抹茶の効果は?
栄養豊富な抹茶には様々な健康効果が期待できます。
紫外線対策
抹茶にはカテキン、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化作用のある成分が豊富に含まれます。紫外線を浴びると活性酸素が発生します。この活性酸素を抹茶に豊富に含まれる抗酸化成分が消去してくれます。
β-カロテン、ビタミンEは、脂溶性ビタミンです。これらのビタミンの吸収力を高めるには油と一緒に摂るのがオススメです。例えばヨーグルトに抹茶を混ぜて抹茶ヨーグルトで食べると吸収力が高まります。
夏バテ予防効果
夏バテ予防にはエネルギー補給が重要です。エネルギーは糖質を代謝することで作られます。ビタミンB1は、糖の代謝を助ける役割をします。つまりビタミンB1が豊富な抹茶と糖質を一緒にとれば夏バテ予防につながります。例えば、抹茶パスタなどがオススメです。
ダイエット効果
抹茶のカテキンには、脂肪燃焼を助ける作用があります。そのため有酸素運動時に抹茶をとればダイエット効果が期待できます。
有酸素運動は20分以上行うのがポイントです。あのトクホのヘルシア緑茶も茶カテキンが脂肪燃焼効果を高め体脂肪を減らすのを助けると言っていますよね。
また、カテキンには抗酸化作用もあるので運動で酸化した細胞の再生を助けてくれます。抹茶を飲むタイミングは運動前でも運動後でも言いそうです。大事なのは、毎日飲んでカテキンの血中濃度を高めておくことだそうです。何事も継続ですね。
二日酔い対策
二日酔いは、アルコール分解後のアセトアルデヒドが原因です。抹茶のビタミンB1・Cが、アセトアルデヒドを分解を促す働きがあるので二日酔い対策として有効です。また抹茶は、アルコールの吸収を抑える作用があるので飲酒前に飲むと酔い予防にもなるそうです。
抹茶の保存方法は?
抹茶は冷凍庫に保存するのがオススメです。
使う時は、フタをしたまま30分ほど常温に置きます。
すぐにフタを開けて使うと空気に触れた部分が結露して香りが飛んでしまうからです。
すぐに使えないというのはちょっと不便ですね。
抹茶は栄養豊富なんですがカフェインも含まれます。
妊婦さんや小さなお子さんは、くれぐれも量にご注意ください。
■抹茶生チョコタルトの作り方
●全国の地元新聞社厳選のお取り寄サイト「47CLUB」のこだわりの抹茶商品!
→ こだわりの抹茶商品