フジテレビ「バイキング」12月1日ひるたつコーナーで、静岡県掛川市の水出し深蒸し茶が紹介されました。
がん予防に効果的な深蒸し茶とは?
日本でがん死亡率が最も低い町は、男女共に静岡県の掛川市です。なぜがん死亡率が低いのか。それは緑茶が関係しているといいます。
掛川市は、静岡県第3位の緑茶の産地です。掛川市民は1日7~8杯は飲むといいます。
緑茶には、がん予防に効果的だと言われます。それは、がんの元になる活性酸素を緑茶に含まれるカテキンやビタミンCが消してくれるためです。
なぜ緑茶の生産量が掛川市より多い牧之原市や島田市が1位とならないのか?
それは掛川市の緑茶に特徴がありました。掛川市民が飲んでいるのは、緑茶の中でも特殊な製法で作られた深蒸し茶と呼ばれるお茶です。
深蒸し茶はお茶の葉を通常より約2倍長く蒸す製法です。これにより他の緑茶にはあまりないがん予防の成分βカロテン、ビタミンE、クロロフィルが含まれています。
βカロテンはがんの原因となる活性酸素を消し、ビタミンEは身体の血行を良くし、クロロフィルは、遺伝子の損傷を修復する働きがあります。
なぜ掛川市の緑茶は深蒸し茶にするのか?
それは掛川市は日照時間が長いため渋いお茶ができるためだといいます。渋みをまろやかにする製法が深蒸し茶だということです。
水出し深蒸し茶は家庭でできるがん予防の最強深蒸し茶だといいます。水出し深蒸し茶には、エピガロカテキンが多く含まれ、防腐性が強く細菌やウイルスを抑えてがん予防・インフルエンザ予防に効果があるといいます。カフェインが少ないので子供も飲みやすいです。
水出し深蒸し茶の入れ方・作り方は?
水出し深蒸し茶の作り方です。
材料
水 … 1リットル
深蒸し茶 … 約30g
作り方
(1) 1リットルの水道水を沸騰させ、カルキを飛ばす。
(2) 約3時間冷蔵庫で冷やす。
(3) 茶葉約30gをお茶パックに分けて入れ、先ほどの冷水に入れて冷蔵庫で1時間冷やせは出来上がり。水出し深蒸し茶と茶飯
地元ではご飯を深蒸し茶で炊いて茶飯として食べることもあるそうです。
ご飯と一緒にとることでカテキンが身体に吸収されやすいといいます。
他にも茶葉唐揚げや茶葉天ぷら、茶葉のおひたしなど様々な料理に利用。
掛川市の深蒸し茶は、以前ためしてガッテンで紹介されることで、全国的に知れ渡るようになりました。
■掛川の深蒸し茶